問題文
建築基準法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1.地方公共団体は、条例で、津波、高潮、出水等による危険の著しい区域を災害危険区域として指定し、当該区域内における住居の用に供する建築物の建築を禁止することができる。
2.3階建て以上の建築物の避難階以外の階を、床面積の合計が1,500㎡を超える物品販売業の店舗の売場とする場合には、当該階から避難階又は地上に通ずる2以上の直通階段を設けなければならない。
3.建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合、その全部について準防火地域内の建築物に関する規定を適用する。
4.石綿等をあらかじめ添加した建築材料は、石綿等を飛散又は発散させるおそれがないものとして国土交通大臣が定めたもの又は国土交通大臣の認定を受けたものを除き、使用してはならない。
解説
1 正しい。
地方公共団体は、条例で、津波、高潮、出水等による危険の著しい区域を災害危険区域として指定することができる。
そして、その区域内では、災害防止上必要な建築制限として、住居の用に供する建築物の建築を禁止することができる。
2 正しい。
劇場、店舗、共同住宅、病院などのように多数の人が利用する建築物では、避難の安全確保のため、一定の場合に2以上の直通階段が必要になる。
床面積の合計が1,500㎡を超える物品販売業の店舗の売場を避難階以外の階に設ける場合は、その階から避難階又は地上に通ずる2以上の直通階段を設けなければならない。
3 誤り。
建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合には、その全部について防火地域内の建築物に関する規定が適用される。
したがって、「準防火地域内の建築物に関する規定を適用する」とする③は誤りである。
4 正しい。
石綿等をあらかじめ添加した建築材料は、石綿等を飛散又は発散させるおそれがないものとして国土交通大臣が定めたもの又は認定したものを除き、使用してはならない。